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システム構成要素

クライアントサーバシステムにおいて，サーバ側で処哩することが最も適切な処理はどれか。

解答：ア

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クライアントサーバーシステムは、クライアントに対して、各種サービスを提供するサーバと、サーバーからサービスを受けるクライアントで構成されるネットワークシステムである。

クライアントサーバシステムでは、機能分散やデータ処理などの負荷分散、拡張性が高いなどのメリットがある。デメリットとしては、複数のサーバーで処理を行う場合、ネットワークの保守やセキュリティー管理が複雑になることが挙げられる。

サーバーは、データの処理やデータベースの更新などシステム全体にかかわる処理を行う。それに対してクライアントは、データの表示などクライアントの個別の処理を行う。

ア: 印刷プレビュー処理は、それぞれのクライアントで行う処理が違う。したがって、クライアントで行う。
イ: データベースの更新処理は、ネットワークに接続されているシステム全体にかかわる処理である。したがって、サーバーで処理を行う。
ウ: 入力データの形式チェックは、クライアントで入力されたデータが指定された形式であるかチェックすることである。入力されるデータはクライアントで処理を行う。
エ: プルダウンメニューの表示処理は、サーバーから送られてきたデータを表示するということである。データの表示はクライアント側で行う。

なお、クライアントとサーバーという役割分担がなく、ネットワーク上の機器があるときは、クライアントやサーバの役目を果たすネットワークシステムをピアツーピアシステムという。