インターネット経由でアプリケーション機能を提供するもので,一つのシステムを複数の企業で利用するマルチテナント方式が特徴であるサービスはどれか。
インターネット経由でアプリケーション機能を提供するサービスは、SaaS(Software as a Service)である。通常はソフトウエアを購入し、ソフトウエアを使用する形態が一般的である。SaaSでは、ソフトウエアを購入するのではなく、インターネット上でソフトウエアが提供するサービスを利用する。料金は、月額使用料を提供元に支払う。インターネット上でソフトを使用するため常に最新の状態でソフトウエアを使用することができる。また、ヴァージョンアップのたびに新たにソフトウエアを購入する必要がなくなる。
ISP(Internet Service Provider)は、インターネットへの接続サービスを提供する事業者のことである。プロバイダともいう。
ハウジングサービスは、顧客の通信に必要な機器やサーバーなどを自社の施設に設置するサービスである。ハウジングサービスでは、ルーターやサーバーなどの機器は顧客が購入する。ハウジングサービスを提供する事業者は、回線や場所などを提供する。この点がレンタルサーバーとの違いである。
ホスティングサービスは、事業者が用意したメールサーバーやWebサーバーを顧客に貸し出しを行うサービスである。インターネット上のサーバーにおいてはグローバルアドレスやドメインの取得なども行うことがある。
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