ITパスポート講座フォールトトレラント
フォールトトレラント(fault tolerant)は、耐故障技術や高信頼化アプローチといわれる。システムに障害に対する考え方である。
システムの障害に対する考え方もいろいろある。システムの障害が起こりにくくしたり、システムに障害が発生したときに安全な状態を維持するという考え方がある。
フォールトトレラントには、以下のものがある。
- フェールセーフ(fail-safe)
- フールプルーフ(foolproof)
- フェールソフト(fail-soft)
- フェールセーフ(fail-safe)
- フェールセーフ(fail-safe)は、システムに障害が発生しても安全な状態を維持したり、安全な状態でシステムを停止するという考え方である。システムの安全装置である。
- フールプルーフ(foolproof)
- フールプルーフ(foolproof)は、誤操作など誤った使用方法を行ったときでも障害が発生しないように誤り検出や訂正を行ったり、使用制限をかけたりする機能である。
- フェールソフト(fail-soft)
- フェールソフト(fail-soft)はシステムに障害が発生したとき、システム全体を停止させるのではなく、障害の影響を最小限にとどめるため、正常稼働できる部分だけでシステムを運用する。正常稼働できる部分だけで運用している状態を障害が発生していない完全な状態に比べて機能が下がることから、機能縮退(縮退運転)という。
フォールトトレラント関連ページ
- ITパスポート講座フォールトトレラント
- ITパスポート講座のフォールトトレラントに関する解説
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- ITパスポート試験平成21年春期問65
- フェイルセーフに関する問題
- 初級シスアド平成21年春期問30
- フールプルーフに関する問題
- 初級シスアド平成16年春期問42
- 縮退運転に関する問題
- 初級シスアド平成15年秋期問12
- フォールトトレラントに関する問題
- 初級シスアド平成15年春期問16
- フェールセーフに関する問題
- 初級シスアド平成13年秋期問13
- フェールソフトに関する問題
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