初級シスアド廃止について
初級システムアドミニストレータ(以下、初級シスアド)情報処理技術者試験新試験の実施にあたり、平成21年度春期試験をもって廃止される。
平成21年度秋期試験からは、初級シスアドに代わりITパスポート試験が実施される。初級シスアドは、部門内の情報化リーダーとして備えるべき知識と技能を評価する試験であるのに対し、ITパスポート試験ではITに携わる職業人に共通して求められる情報技術の基礎知識を評価する試験である。
ITパスポート試験の対象者は、コンピューターを使って仕事をする人すべてが対象となる幅広い範囲で評価される資格試験だといえる。
なお、初級シスアドとITパスポートを比較すると、IPA (情報処理技術者センター)の発表では初級シスアドの試験は、ITパスポートのレベルを含んでおり、初級シスアドの合格者は、ITパスポートの合格水準に十分達しているとのことである。
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