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行動記録をつけて自分をほめましょう

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大人も子どももほめられるとうれしいものです。

何年か前テレビで見たのですが、オリンピック女子レスリングの浜口京子さんが見事、銅メダルを取って、帰国したとき、空港でアニマル浜口さんが大きな声で、

「よーくやった!よーくやった!」

と何度も何度も絶叫していました。浜口京子さんは気恥ずかしそうでした。でも、内心はとてもうれしかったと思います。大勢の人前で父親からあれだけ大きな声でほめてくれたのですからうれしに決まっています。私も練習問題やプログラムができたとき

「なんだ。 100点やん。すごいやん!やったらできるやんか」

と言うと、20歳近くの学生さんでもとてもうれしそうです。そして、次もがんばってくれます。ほめることは、他人や自分を正当に評価することです。とても大切なことだと思います。よし!次もがんばろうと思います。

ところが残念なことに最近の職場や学校でほめられるということはあまりないのではないでしょうか。

他人がほめてくれないなら、自分で自分をほめてあげましょう。そうすると、ヤル気も出てきます。そのために日々の行動記録をノートや手帳につけてください。ITパスポートの問題を5 問解くことができた。著作権について勉強した。ささいなことでいいんです。できたことに赤ペンでマルをつけましょう。

これにはヤル気をアップさせるほかにいろなプラスのメリットがあります。できなかったことではなく、できたことに注目するようになる。スランプや落ち込んだときにその記録を読み返すことで自分ががんばってきたことが思い出され前に進む勇気がわいてきます。

このポイントは、できたことにマルをつけることです。何らかの事情でできなかったことは、バツをつけずに何もしなくてかまいません。日々行動記録をつけできたことにマルをつける。子どもだましみたいですが、やってみると効果絶大です。ぜひ、勉強や仕事でやってみてください。そして、マルを付けるときはアニマル浜口さんのように自分自身に対して、よーくやった!よーくやった!と思いながらマルを付けてください。誰に遠慮することもありません。もちろんマルじゃなくてシールでもかまいません。楽しければいいので、皆さんの工夫次第です。

私の講義を受ける受講生の方には必ず、勉強記録をつけてもらいます。感想は、ヤル気がなくなったときに勉強が続けられたとか、仕事でもストレスが減った、客観的に自分が評価できるようになったなどいい結果が出ています。

この行動記録(勉強記録)がいろいろな場面で皆さんの支えになってくれるでしょう。

ぜひ、行動記録をつけて自分をほめてあげましょう!