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ITパスポート講座不正アクセス禁止法

不正アクセス行為の禁止等に関する法律(以下、不正アクセス禁止法)は、2000年2月に施行された法律である。不正アクセス禁止法では、コンピューターシステムに対する不正アクセス行為と不正アクセスを助長する以下の行為を禁止している。

  • 不正アクセスによるWebサイトの改ざん
  • 不正アクセスによるシステムの破壊
  • 他人のユーザID(identification)やパスワードを使って不正にシステムを利用する
  • セキュリティーホールを利用してシステムに侵入する
  • 他人のユーザIDやパスワードを無断で公開したり教える

不正アクセス禁止法

セキュリティーホール(security hole)とは、コンピューターシステムやネットワークシステムにおけるセキュリティー上の欠陥のことである。例えばオペレーティングシステムやアプリケーションソフトにおいてセキュリティーに影響を与える欠陥(バグ)などがある。セキュリティーホールが発見された場合は、修正プログラムを適用するなど速やかな対応が必要である。

不正アクセス禁止法の前提として、パスワードなどの設定や厳重な管理十分など不正アクセス対策が実施されたシステムが保護の対象である。アクセス制限など不正アクセス対策が施されていないシステムは不正アクセス禁止法の保護の対象にはならない。

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