問13
製造業において利用されているCADの説明として,適切なものはどれか。
- ア
- 製品の生産計画に合わせて必要な資材の所要量を求め,資材の手配を行う。
- イ
- 製品の製造に必要な部品や中間製品,所要量などの情報を管理する。
- ウ
- 製品の設計図や部品表など,設計から製造に関する情報を一元管理する。
- エ
- 製品の設計にコンピュータを利用し,設計作業の生産性や信頼性の向上を図る。
解答:エ
CAD(Computer Aided Design)は、コンピュータ利用(援用)設計システムといわれ、コンピュータを利用した設計や製図のことである。
解答群のエに“製品の設計にコンピュータを利用し……”という記述から、解答群のエの記述はCADの説明である。
コンピュータを利用して製品の製造を行うことをCAM(Computer Aided Manufacturing)といい、CADと組み合わせて利用されることが多い。
- ア
- 製品の生産計画に合わせて必要な資材の所要量を求め、資材の手配を行うのは、MRP(material requirements planning;資材所要量計画)である。
- イ
- 製品の製造に必要な部品や中間製品、所要量などの情報を管理するのは、MRP(material requirements planning;資材所要量計画)である。
- ウ
- 製品の設計図や部品表など、設計から製造に関する情報を一元管理するのは、CIM(Computer Integrated Manufacturing)である。