問14
企業の情報システム戦略に基づいてシステム化計画を策定するときに決定するものはどれか。
- ア
- 開発スケジュール
- イ
- 経営目標
- ウ
- 入出力画面レイアウト
- エ
- ハードウェア構成
解答:ア
情報システムの構築は、図ソフトウエアライフサイクルで示すように,企画プロセス、要件定義プロセス、開発プロセス、運用プロセス、保守プロセスの順に行われる。
システム化計画は企画プロセスの中で行われ、システム開発全体にかかわる開発スケジュール、開発体制の検討とリスク分析を行う。
したがって解答群のアが正解である。
要件定義ではシステム化を行う範囲やハードウエア、ソフトウエアに要求される機能など情報システム全体の枠組みを決める。
開発プロセスでは要件定義にもとづいて、実際にソフトウエアの開発など情報システム開発を行う。
運用プロセスは情報システムを使用(運用)する。
保守プロセスはシステムの修正や修理、点検、更新をおこなう。
解答群アの経営目標はシステム化計画を行う前に策定する。解答群のウとエの入出力画面レイアウトとハードウエア構成は開発プロセスでそれぞれを行う。