データ量の大小関係のうち,正しいものはどれか。
ITパスポート平成23年度 秋期 問78
解答と解説
解答:ア
接頭語の大小関係を問う問題である。
接頭語は大きな数値や小さな数を表すときに用いられる。解答群のバイトの前にあるk(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)とT(テラ)が接頭語である。このように接頭語は単独ではなく、ほかの単位と組み合わせて使用する。接頭語とその大きさは以下の表のとおりである。
表から分かるとおり接頭語の正しい大小関係は、解答群アの1kバイト<1Mバイト<1Gバイト<1Tバイトである。
大きな数値を表す接頭語は、データ量(バイト)やネットワークの通信速度(ビット/秒)、クロック周波数(Hz:ヘルツ)を表すときに用いられる。小さな数値を表す接頭語は処理時間などを表すときに用いられる。
指数が-(マイナス)のときのは小数点の後、何けた目に1があるかを表している。例えばm(ミリ)であれば、小数点の後の3けた目に1があるという意味で0.001を表している。
Point