解答:ウ
平均故障間隔(MTBF:Mean Time Bbetween Failures)は、一定期間において、システムが稼働していた平均時間である。システムの評価指標の一つである。平均故障間隔(MTBF)は以下の式で求められる。
平均故障間隔(MTBF) = 稼働時間の合計 ÷ 故障回数
区間Aの稼働時間の合計時間は、
300時間 + 200時間 + 100時間 = 600時間
故障回数は3回である。したがって、平均故障間隔(MTBF)は、以下のとおりである。
= 600時間 ÷ 3
= 200時間
システムの評価指標として平均故障間隔に加えて、平均修理時間(MTTR:Mean Time To Repair)と稼働率がある。平均修理時間(MTTR)は、一定期間において、故障などによってシステムが停止していた平均時間である。
平均修理時間(MTTR)は、以下の式で求められる。
平均修理時間(MTTR)=修理時間の合計÷故障回数
区間Aのシステムが停止(故障修理中)の合計時間は、
10時間+20時間+30時間 = 60時間
故障回数は3回である。したがって、平均修理時間(MTTR)は、以下のとおりである。
= 60時間 ÷ 3
= 20時間
稼働率は一定期間においてシステムが稼働していた割合である。
稼働率は、以下の式で求められる。
稼働率=平均故障間隔÷(平均故障間隔+平均修理時間)
平均故障間隔は200時間、平均首里時間は20時間であるから稼働率は以下のとおりである。
200÷(200+30)
≒0.87