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問13
インターネットに接続しているコンピュータ環境において,不正アクセス禁止法で規制されている,不正アクセスを助長する行為に該当するものはどれか。
- ア
- 住所や氏名などの個人情報を不正に詐取するプログラムを作成して配布する。
- イ
- 商用の音楽コンテンツを,ブログで不特定多数がダウンロードできる状態にする。
- ウ
- 他人のIDとパスワードを,本人に無断で第三者に口頭で伝える。
- エ
- 特定のWebサイトに対する大量のアクセスを扇動する書込みを,電子掲示板に投稿する。
解答:ウ
不正アクセス禁止法は他人のコンピュータに対して不正アクセス行為を禁止する法律である。
不正アクセス行為とは他人のユーザーIDとパスワードを無断で利用し、通常はアクセスできないコンピュータやネットワークを使用する行為である。
不正アクセス行為を助長する行為は、他人のユーザーIDやパスワードを無断で第三者に提供する行為である。したがって、不正アクセスを助長する行為は解答群ウである。
- ア
- スパイウエアに関する記述である。個人情報の不正取得であるが、ユーザーIDやパスワードを不正取得したり、第三者に提供していないため不正アクセス禁止法には抵触しない。
- イ
- 商用の音楽コンテンツを、ブログで不特定多数がダウンロードできる状態にする行為は著作権の侵害である。
- エ
- 特定のWebサイトに対する大量のアクセスを扇動する書込みをすることで、コンピュータを過負荷にしてサービス不能に陥る可能性がある。この行為は業務を妨害することになるため、電子計算機等損壊等業務妨害罪に該当する。