ITパスポート平成26年秋期

ITパスポート平成26年秋期 中問形式 問93

中問C テストの採点結果の分析

テストの採点結果の分析に関する次の記述を読んで,四つの問いに答えよ。

F教育機関では,P,Q,R,S,T,Uの六つの組がある。各組の受講生数は,P,Q組が35名,R組が25名,S,T,U組が30名である。このたび,6組共通のテストを行い,採点結果の分析を行うことになった。

〔テストの採点結果の分析の概要〕

(1)
テストの問題数は10問で,1問を1点として,10点満点である。
(2)
図1は,テストの採点結果入力のワークシートである。ワークシートのセルB2~B36には,P組の受講生の得点を入力する。同様に,ワークシートの列C~Gに,それぞれQ~U組の得点を入力する。
  図1 テストの採点結果入力のワークシート
(3)
テストの採点結果の分析は,得点の平均(以下,平均点という)及び標準偏差を使って行う。

標準偏差は,得点のばらつきの度合いを表す指標である。受講生数がそれぞれ10人で,得点が1~4点に分布する表1の分布例1~5とその平均点及び標準偏差を例にとると,分布例1や分布例2のように,全員が同じ得点だった場合は,平均点に対して全く得点のばらつきがないことから標準偏差は0になる。また,分布例3~5のように,平均点が同じでも,得点のばらつきが大きいほど,標準偏差は大きくなる。

  表1 分布例1~5とその平均点及び標準偏差

問93

図2のテストの採点結果入力のワークシートに,組別の得点分布表を作成するために,セルB40に計算式を入力してセルB40~G50に複写する。セルB40に入れる適切な式はどれか。

〔ワークシートの説明〕

(1)
セルA40~A50には,得点を示す数値として,それぞれ0~10を入力する。
(2)
セルB40~B50には,P組の0~110点の人数を,それぞれ表示する式を入力する。
(3)
同様にセルC40~C50にはQ組,セルD40~D50にはR組,セルE40~E50にはS組,セルF40~F50にはT組,セルG40~G50にはU組の得点別人数を表示する式を入力する。
  図2 テストの採点結果入力のワークシート
条件付個数(B$2~B$36,=A$40)
条件付個数(B$2~B$36,=$A40)
条件付個数($B2~$B36,=A$40)
条件付個数($B2~$B36,=$A40)

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